2013年10月29日火曜日

精神障がい者でも一人暮らし可能?!

私は今一人暮らしをしている統合失調症の精神障がい者です。発病してから十年以上はかかっています。その間さまざまな仕事をしてきて世間の荒波にもまれながら、実家で生活していました。一人暮らしは無理だと決めつけていたときもありました。
確か、3年ほどだと思います。また幻聴が聞こえて妄想に取りつかれ、再発してしまいました。そのとき、今までかかりつけの病院から離れ、ある病院に入院しました。そこでは、病棟内でストレス発散法として、アロマの香りを嗅ぎながらストレッチ体操をしたり、カラオケ大会などを催したり、時には、ホットケーキの会までやっている、作業療法がありました。
それぞれ個性の違う先生が約7名だと思いますが待機されています。
また、一人身の人で「退院してこれからどうしよう?薬は自分で管理できるだろうか?ちゃんと食事は毎日続けて作れるだろうか?洗たく物、掃除は誰がやる?」というような疑問も施設サービス事業所の生活支援部で支援してくださり、お食事会で患者さんだけで作ったり、施設に滞在している他の患者さんと知り合う機会をちょっとしたイベント、DVD鑑賞会、カフェで茶話会、ハーブを育てる、など。
それから、訪問看護で主に一人暮らしの患者さんのお宅で薬はちゃんと飲んでるか?生活リズムは崩れていないか?など、話し相手が欲しいという時にいつも来てもらっています。

いろいろ、うだうだ書いてしまいましたが、何が言いたいか?というと、例え、精神病が発病していて、気づいているけど入院していることが皆に知られたら困るという人、そして、精神病を病んでいるから仕事もできないし、身の回りもできないから諦めているという人。

私は、そんなことは無いですよ、実際に働いている患者さんもいれば、一人暮らしをエンジョイしている患者さんもいらっしゃいます。

精神病の障がい者のみなさん、すでに私たちが働きやすい環境に、暮らしやすい環境になっているのに早く気づいてください。
みなさんが楽しく暮らせていることを心から願います。また、私自身も人間的に大きくなれるように期待します。 ここまで読んで頂き感謝します。

(baruko)