2013年12月24日火曜日

精神障がいをどう乗り越えるか?

障がいを乗り越えるには?

感情的にならないこと

この前風邪をひいて精神病院の中にある内科を受けようと思い、病院内のロビーに待ってました。
すると、後ろのほうで、「いい加減にしなさいよ(怒)」と何回も連呼する女性の声が聞こえました。
どうやらお母さんがお子さんを叱っていたらしいのです。
私はなるべく気をそらしていましたが、帰りがけに、中学生か高校生の女の子が泣きながら携帯で誰かに話していました。

私は思いました。あまり周りに大きな声で感情的に叱るものではないな。怒られた方は恥ずかしいのと親から避けられていると感じてしまいます。
また、こうも仰ってました「あなたは入院よ!」
これもあからさまに言ってはいけないNG言葉だと思いました。
お母さんが娘を否定しているとこちら側も感じてしまいました。

精神病を発病してしまったら、周りの扱いが変わります。

  • みんなと協調できない。
  • 「もうだめだ」とすぐ否定的な考えをする。
  • 余計な心配をしすぎる
  • 集中力にかける
  • 頭が働かない etc…
そのため、みんなから誤解を受けたりします。
うまく自分の思っていることがなかなか言えなかったりします。

自論ですが、精神病は周りとコミュニケーションがとりにくい病気なのではないかな?と思います。
幻視や幻聴はありますが、薬を飲用していても聞こえます。私は薬を飲用しますが幻聴を聞きます。妄想もなくなりました。
これを元気だと主張するのはおかしいですが、十分毎日を不安なく過ごせています。

話を下に戻しますが、親や上司など上の権利ある方からの叱責は精神障がい者にとって大きなダメージを感じてしまいます。
なので、近頃の精神病院はお医者さんや訪問看護士さん、親御さんなど、みんなで精神障がい者がよりストレスを感じず元気に生きてけるように見守る制度があります。

あの親子さん明るく元気になって欲しいです。



(baruko)


2013年12月17日火曜日

国語や数学の本当の力

みらいのカリキュラムには、ビジネスマナー・OA・簿記などと並んで、国語や数学、作文があります。
ビジネスマナーや簿記に比べて、国語、数学、作文は就労に役立つ姿が想像しにくいかもしれません。
ですが、これらは立派に役に立つのだということを、自分は今就労の現場で実感しています。

国語は言葉づかいや、知っている単語を増やすという意味で、
数学は数字に慣れる、計算を早くするという意味で、
それぞれ役に立ちますが、それよりももっと重要なことがあります。
国語も数学も作文も、大事な「考える力」を育ててくれるのです。

もちろんみらいの授業でも、考える力は養われるはず。
基礎からじっくりと取り組んで、大きな武器を手にするチャンスです。

2013年12月13日金曜日

障がいを持つ子に3つの教え

ひょんなことから、現在活躍されているダウン症の書道家、金澤翔子さんのことを知りました。
ダウン症は染色体の異常によっておこる先天的な症候群で、知的障害や特徴的な外見などが見られます。金澤さんはその障がいを持ちながらも、書道家として身を立てることに成功しました。
その金澤さんのお母さんが、いつか金澤さんが一人になってもうまく暮らしていけるように、いつも注意して教えていることがあるそうです。
1.いつも身の回りをきれいにすること
これは世間的に孤立してしまわないために重要だと考えているそうです。自分のことを身ぎれいにできないと相手からもマイナスに映りますね。
2.料理をすること
おそらく食生活が乱れて、結果健康を害することがないようにだと思います。
3.資格を持つこと
なにか「これがあれば食べていける」という資格を持つことで、安心感が変わってきます。
障がいを持つ人ばかりでなく、一般的にも広げられる教え方だと思います。親の愛は深くて偉大です。
(トムキャット)

2013年12月10日火曜日

みらい冊子できました!

”みらい”ってどんなところ?

”みらい”についての冊子を作りました。

この冊子は「赤い羽根募金」のときに一緒に配る冊子です。

”みらい”って小学生対象というけれど、どんなことするの?
障がい者の就労を支援する内容は?


冊子の内容はこれを説明してます。是非、赤い羽根募金を見かけたら読んで見てください。











(baruko)



2013年12月6日金曜日

障がい者就労支援センター みらいの仲間たち

障がい者就労支援センター みらいとは?

障がい者であることを忘れさせてくれる。

私は、精神障がい者ですが、今まで仕事を探すときは、その障がいを隠して仕事していました。あまりコミュニケーションが計れず、人間関係にも悩まされました。

しかし、ここ「みらい」では、お互い同士障がい者なので、少し、伝達不足もありますが、みんなが私の体を気遣ってもらえます。
「みらい」は立ち上げたばかりなので、みんな忙しく、まだまだの私に快く指導をして頂けるので、とても人間性を養うのにピッタリなところです。
少しハードルの高い仕事を任されてそれが最終的に認められるのは嬉しいです。

是非 みなさんもご見学でもよろしいので、覗いて見に来て下さい。
(baruko)



これは私が作りました赤い羽根振込用紙のデザインです。
是非みなさん募金のほう宜しくお願いします


 

ある障がい者の苦悩

ある障がい者の苦悩-
■脳梗塞で倒れてから、その後

            
私は、平成22年11月10日 午後3時半頃、妻が仕事場にホームドクターを呼び、救急車で運ばれ、脳梗塞で××病院に即日入院、わずか2週間の入院を経て、リハビリ病院である×××病院に転院しました。

 12月15日に退院して、現在自宅療養中です。その後、×××病院に週2度位の通院により、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3名の先生に施術して現在もリハビリに励んでいます。  

 又週1回の訪問看護による在宅リハビリ療養や現在2か所の運動器具を取り入れた居宅ディサービスに、又、入浴や人との会話をする為に居宅ディサービスに週各1回行っています。    

 現在、私は身体障害者手帳2級を所持しています。あの日、私は自らの健康管理をきちんとしていなく、タバコを毎日1箱、酒も結構毎日飲んでいました。仕事も経理というストレスがたまりやすい仕事をしていましたので、脳梗塞になりました。なってからは、自分の身体が思う通りにならず、毎日毎日失望と苦痛の日々でした。

 「この身体、元に戻らないのだろうか」「これからどう生きていけばいいのだろう」と毎日、自分を責めました。この2年余りの時間が精神的、肉体的にも苦しく辛い時で、今も続いています。  

   ここで私の体験談として話をしていきます。  

(1) リハビリについて    

 早くから身体を動かしたつもりですが、自分の身体は自分で治療するしかないと思いました。数多くのリハビリや脳疾患に関する本を読んだり、人の話を聞いたりしましたが、ただただ悩むだけです。自分に合った方法、やりやすい方法をコツコツやるしかないのです。      現在、運動器具を利用して、そしてノルディックウォーキングを利用した歩行練習を居宅ディサービスや自宅にて、一人で取り組んでいます。    

  ともかく歩くことです。寝たきりにならないことです。始めは夜トイレの時は、し尿ビンを身近に置いてしていましたが、漏れてもいいから起きて歩いて近くのトイレまで行くようにしました。始めは身体がふらついて思うようにいきませんでしたが、だんだん慣れて一人で行けるようになりました。
※ ノルディックウォーキングとは、2本のポール(ストック)を使って、歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種   

(2) 朝の歩行について     

 今、毎日朝5時頃に起きて6時~7時頃、外に出ます。隣に私の自営している事務所があります。近いのですが、2階にあり、外の階段を歩いて昇らないといけないので、雨の日も雪の日も歩いていくことは大変なことです。でも歩かないといけないから歯を食いしばって足を進めていきました。   
    早朝のひと時は、身体が悪い人が人目を避けてよく歩いており、時に声を掛けて知り合いになったりします。お互い病気があると歩く姿で分かるのです。「やあ、お互いゾンビですね」と悪い冗談を言われて、まぁ「それもそうだな」と思い込んで納得します。     
 しかし、情報交換はしますが、なかなか打ち解けません。やはり病気のせいでしょうか。   

(3) 病気の治り具合について      

 12月15日の寒い時に退院しました。その時、初めての試練が私を待ち受けていました。それは風邪をひいたことでした。風邪をひくと肺炎になる危険があったのです。風邪を馬鹿にしていたら、どんどん酷くなり、薬が飲み込めないのです。障害になり薬が飲めないとなると話になりません。すぐ、病院に行って点滴を3~4日やったり、とろみのジュースを買ってきて飲んだりしましたが、それは大変な毎日でした。死ぬかと思いました。薬を飲み込む力がないと肺炎になり、いずれ身体が弱っていきます。このことが私を風邪に対して、慎重になるようになりました。風邪をひいたと思ったら、何日も風呂に入らず養生をしました。     

 又、足は放っておくと筋肉が衰え、小さくなるのです。足が衰えていくことが自分で分かり、通販の歩行器を買って折にふれて練習していますが、毎日歩くことが一番だと思いました。バカにできないことです。     
 又、人と話をすることです。うっかりすると人と話ができなくなり、ろれつが回らなくなるのです。それを防ぐ為にも発生練習をし、一人でしゃべり、人を捕まえては会話をします。     

 人を恐れてはだめです。つい自分の姿を人に知られるのが怖くて、億劫になるのですが、勇気をもってしゃべることが大事です。     
  それと字を書かないといけないのですが、字を書かないと忘れてしまいます。そして、字が汚く粗末になります。ぐにゃぐにゃと何を書いたのか、自分でもましてや他人にも分からなくなります。小学生の頃を思い出してしっかりと字を書くのです。忘れない為にも書くのです。     

 そして、本を読むことに努めてまいりました。自分の人生は後数年と分かるようになりました。無限の年数はないのです。そしたら、まだ自分はやり残しているのではないかと思うようになり、人生を急いで過ごすようになりました。     
  本も今まで以上、毎日一冊を読破するように努めています。仕事も同じです。未完成のものを完成させるためにも毎日毎日が大事な時間になります。  

  (4) 食事について     

 病後、医者から「タバコをやめないと命がなくなるよ。あなたはそれでもいいけど残された家族はどうなるの?」と言われ、その言葉が胸にぐさっと突き刺さり、タバコをやめました。もう2年になります。もともと血圧が高く、痩せなさいよと言われてます。でも、なかなか痩せません。ダイエット療法が自分に合ったのが見つからないのです。ある日「1食で貴方は痩せられる」という本を手にし、今一日夕食のみの食事療法を実施しています。  

  (5) ケア・マネージャーについて      

 病気になってからケア・マネージャーとの付き合いが始まりました。退院してすぐトイレの便座をケア・マネージャーからの紹介で業者に取り付け工事をしました。以後、色々な業者を紹介されましたが、ろくなのはいません。トイレの便座の業者は取り付ける時、足の位置が高く、ブランブランになり安定せず、便座に隙が出来て、水漏れがするのです。妻が着工前に「本人を座らさなくて大丈夫ですか?」と言ったのに、このざまです。苦情を言うと、後から責任者が来て、位置を直したり水漏れを直したりしましたが、直りません。挙句の果ては、もっときちんとしたものを交換しましょう。その時、業者の人からは、「福祉用具の購入費の支給は1年毎に更新となるから」と聞いたが、後日役所へ確認すると「介護度が3ランク上がるか又は引越をするなどの特別な事情がない限り認められない」と言われた。業者による設置ミスでも。それって又買い替えるのですか?そんな馬鹿な。始めにきちんとやっておけばこんなことにならなかったのに。立ち会う方の時間も労力も無駄です。     

 このように介護にまつわる福祉用具の関連の業者には、相手が介護や障害があるからと思い適当にされ、一般では考えられない商売をしています。名のある指定業者でもしかりですから、油断はできません。ケア・マネージャーはそんなことは知りません。連携と言えば聞こえはいいけど、紹介しても手数料が入るわけではなく、利用者のアフターケアがないのです。ケア・マネージャーは利用者が選択できると言われていますが、現実には個人情報の保護もあるので、なかなか変更できません。ケア・マネージャーは受け持つ人数が多く、50人位担当していれば月1回の面接さえもできない状況です。そんな人ばかりではないとは思いますが、いろいろな意味で質・モラルの向上を願います。利用者からみれば、安心して任せられる人間性のあるケア・マネージャーが資格の条件です。    

 私は今の自分の姿をみて、幸せなのか不幸なのか分からなくなっています。ただ言えることは、過去には戻れず、又未来はなく、ひたすら現在を自分なりに生きていくだけです。そして、この生きる姿を回りの人たちが自分の事を後でいいから分かってくれたらと思います。  

 最後に病気の日から現在まで、他人に言えない苦労をして、そばで私を支えてくれた 最愛の妻と子供に対して、感謝をし、心からお礼を言いたいと思います。
「ありがとう」
http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載された内容の紹介です

脳梗塞患者の妻として

脳梗塞患者の妻として 
1.立場   
    とある脳梗塞患者の妻として
2.テーマ   
    ぴあチアーズとの出会い・繋がり 
     ~その出会いを大切にしたい~
3.主に伝えたいこと   
    ① 脳卒中患者と共に生きる家族
       としての素直な想い・体験談  
      ② 皆さんにもぜひお勧めしたい
       「知って良かった福祉制度・サービス」
       「入っていて良かった民間の各種保険」

4.病歴
平成22年
11月10日 
            
夫、脳梗塞を発症 即日××病院へ緊急入院               
夫は脳卒中の危険因子を持っていた。
危険因子:
高血圧、肥満(メタボ)、過労、ストレス、喫煙、毎日晩酌、不整脈、短時間睡眠
性格は、仕事熱心、せっかち、頑固、短気、周りの言うことを聞かない(医者処方の高血圧の薬を捨てていた)、自信家、競争心が強い   
11月25日   リハビリの為に、×××病院へ転院   
12月15日   夫は仕事が心配で自分で退院日を決め、早めに×××病院を退院し、在宅生活のスタート(夫職場復帰)
12月25日頃  今まで風邪も引いたことのない人だったのに、夫は大風邪をひき、食欲もなく、薬も飲めなくなる(嚥下障害)

年末に向けて、×××病院で点滴通いの日々を過ごす
平成23年
4月中旬     ×××病院にて、夫、身体障害者手帳の申請について主治医に尋ねる
5 ぴあチアーズとの出会い   

① 医療費とリハビリ継続の関係      
×××病院にて、夫、身体障害者手帳の申請について主治医に尋ねる。主治医は「手帳を持っても余りメリットは無いだろう」と言っていました。が、後から分かったことだが、広島市では、身体障害者手帳3級以上を取得すれば(一応所得制限があるが)、大体の人は、医療費がタダになる「重度障害者医療費受給者証」がもらえる。     

  私達夫婦はこのことを知り、6月に本気で身体障害者手帳を申請しようと、この制度に挑んだ。結果、8月にはめでたく身体障害者3級の認定をもらい、所得制限にも引っかからず、重度障害者医療費受給者証がもらえたため、それまで経済的に大きな負担であったリハビリ通院費や毎月の処方代など様々な医療費が公費負担となり、経済的な不安が一つ取り除かれた。「これで安心してリハビリに専念できるね」と夫に言ったものです。      

脳卒中は、その名の通り、ある日突然起きて、何の準備も覚悟もできず、その発症直後から今までの生活が一変してしまう。 脳卒中の言葉の意味は、「卒然として邪風に中る」、つまり、突然悪い風にあたって倒れるという意味。      
その中で、治療やリハビリ生活が始まるが、それを続けていくためには、経済的な心配・不安があっては、続けようにも続かない人も多いだろう。  
この制度は、まだ知らない人にはぜひ知って活用して頂きたい。医者やリハビリスタッフは、「リハビリは大切。続けることが大事。」と言うが、続けていくには、まず経済的不安を取り除かなくては。   

② 介護保険制度・福祉用具の活用      
介護保険制度の中に、「福祉用具購入費の支給」というサービスがある。脳梗塞で左半身麻痺が残った夫は、トイレの失敗や困難が増えた。まず、人間は、どちらかの身体が麻痺すると、トイレの大小にも影響することが分かった。大事な部分の括約筋が緩むので、意思とは関係なく出てしまいやすく、トイレに間に合わないことも多々あり、また不衛生になりがちである。       

その悩みを一つ和らげてくれるのに、暖房便座付ウォシュレットトイレへの工事だ。     
我が家は、賃貸マンションなので、大家さんに許しを得て、トイレと風呂を改修した。トイレ、風呂には、本人が使いやすい場所に手すりを付けたのはもちろんのこと、トイレに元々設置してあった洋式便座では低く、立ち上がりが難しく、暖房やウォシュレットのないシンプルなものだったので、補高便座として付け替えてもらった。介護保険では、これらの工事費や購入費も本人の負担は1割で、大変有難い。色々と問題点はあったが、これで本人のトイレ環境は以前より改善された。      
ソファの立ち上がり用に、置き型の手すりもレンタルしていたが、リハビリ効果か?     
本人の移乗が以前よりも楽にできるようになったので、返却した。(後半は子どもの鉄棒状態になっていた。)   

③ 本人の明るさに救われることも      
この例として、ある日リハビリで、「若い女の子に、女の子の方から触ってもらえる」と嬉しそうに話す夫。女性の患者さんなら、若いイケメンのリハビリスタッフだと元気とやる気がアップするかもしれませんね。 身体障害者手帳が3級から2級に上る時、障害の認定が上がるというのは本来、障害が重たいことを示すもので、喜ばしいことではありません。しかし、「"次は1級目指して頑張ります"と主治医に言ったんよ」という言葉を夫から聞いて、「漢字検定じゃあるまいし」と思わず笑ってしまったが、脳梗塞という病気になっても、主治医に対してジョークを言えるくらいの明るさと、頭の健康を残してくれたことに、内面では癒されることもありました。      

縁あって私は夫と巡り会い、健康で可愛い男の子にも恵まれ、今は独身時代に比べて女性として一人の人間として、幸せなときを過ごしていることを感謝しています。(性格上、子どもや夫の世話をするのは好きな方かもしれません。)       結婚当初、「子どものオムツが要らなくなったと思ったら、今度は主人がオムツなんてことにならないでよ」と、夫によく悪い冗談を言っていました。今は、半分それに近い状態になってはいますが、夫の脳梗塞からの生還とでも言える、歩行器を使って移動していた入院時や発症時から比べ、今を思えばゆっくり少しずつですが、良くなっているようにも思うし、何よりも本人が自分の現状を受け入れてきたかなと思うことも。    

   発症以前は、かなりヘビースモーカーで、私が子どもを妊娠中でも「身体に悪いから、タバコはやめてよ。」と何度言っても、「タバコで死ぬなら本望じゃ」と言っていたのに、病気をして主治医に「タバコをやめないと死にますよ」と言われ、ピタッとやめました。というか、脳梗塞を発症してから入院中は吸う気にもなれないのか、自然に禁煙状態となっていました。今思うと、入院中の2週目頃、禁断症状からなのか、「わしをゴミのように捨てるのか?」など、毎日子どもを負ぶって見舞いや世話に通う私に、投げてきたあの時のヒドイ言葉や青ざめていた表情は忘れられません。「こんなに、毎日一生懸命やっているのに、どうしてそんなひどいことを言うの?」と病室で声を荒げてしまったこともありました。   

④ 出会い      

夫が脳梗塞を発症してからは、退院し家に帰ってからも、夫は毎晩、身体が痛くて眠りが浅いこともあり、自宅で夜中に起きては脳梗塞に関する本やリハビリの本などを読んでいました。しかも、「この気持ちは本人しか分からん」などベッドに腰掛けて、固くなった足を見つめながらよくぼやいていたので、「きっと孤独感でいっぱいなのかなぁ。」、「同じような病気を持ちながらも生活している人と知り会えたら、少しはいいことがあるかも」と思っていた頃、中国新聞のある一面のほんの小さな記事が目に止まりました。       

「脳卒中の会・・・広島で近日、会合が開かれる」しかも参加無料!      
すぐに記事を切り抜き、夫に見せました。「あなたこれ、行ってみたら?」と。     
その時、主人は、まだ少し迷っていたみたいでしたが、「あんたが車で連れてってくれるなら行く」と言うので、私は運転手、付添い人として参加することに。
      それが、ぴあチアーズに私達夫婦が初めて参加したきっかけです。      

初めて参加したときの印象は、広い会場に80名位の人々がいて、杖をつきながらゆっくり歩く人、車椅子の人、一見元気そうでも話をしてみるとしびれなどの後遺症で悩まされている人等々、たくさんの老若男女の脳卒中患者とその家族やスタッフがおられました。

その集団の中に初めて入り、雑談タイムの自己紹介のときにふと涙が溢れました。「なんだろう。この涙は?自分でも分からない、分からないけど、ああそうか!」      
「私も辛かったんだ」。夫が脳梗塞にある日突然なって、生活が激変していたのです。あれから、夫も必死にリハビリ生活を送ったんだろうけど、妻である私も私なりに必死で無我夢中に日々を過ごしてきた。夫を支えるべく。       

入院してすぐのことで、泣くに泣けぬ多忙な日々を過ごし、入院生活に慣れてきた矢先、「リハビリ病院へ転院が必要です」と言われ、次の選択をしなければいけない。      
夫が自営している事務所を潰してはいけない。当時の職員に一日の仕事の日報を確認し、所長の夫へ伝える日々。事務所の戸締りをしてから子どもをママ友へ預け、夜も病院の見舞いに通う。息子は、いつもと違うことを分かってか、深夜に突然「父さ~ん、父さ~ん」と泣き出して、こちらも泣き出しそうでした。張りつめていたのか、泣けなかった。      
モニター音などが響く救命センターの異様な空気、環境に押し潰されそうになる。夫は、4日目にして、一般病棟へ移った。少し夫も落ち着いていた。おにぎりが食べられた。     
利き手だった左側が麻痺して自助具のスプーンを持って、食事もリハビリ。ナースさんに紙オムツを買ってくるよう言われ、用意。夫が"遂に紙オムツか・・・"とリアルな現実が否応なく目の前に突き出される。ポータブルへの練習、私も介助の仕方をナースさんに習う。      
夫が入院している間も、顧客からの電話や社員への給料の振込み等対応・処理しなければならないことが沢山あった。夫が入院前に決めていた、自宅ともう一つの経営部所の引越し作業もあった。実家の母にも子どもの世話を助けに来てもらった。      
いろんな人を巻き込みながら、周囲の支えや協力があって乗り越えられた。必死に乗り切った当時をようやく我ながら振り返ったのでした。      

「そうだ!私は育児と夫の世話とを日々こなすのに精一杯で、あの時の自分を振り返る一時も持ってなかったんだ。」ということにも気付きました。      
そして、ぴあチアーズで初めて出会って名前を名乗りあったご夫婦がまた素敵な方でした。そのご夫婦にこの会で出会う度、話を交わさなくても何か温かい気持ちになれる。今日もまた、この場所で元気に会えました。それだけで、何か嬉しい気持ちになれます。      
皆さん、ぴあチアーズに、寒い日も暑い日もはるばるやって来るのには、「どんな思いで来られているのだろう?」と、いつも帰りの道中、そんなことを思いながら、夫と語り合いながら、帰路に着く。    

   「そこに行けば、仲間がいる。仲間から、実体験から得た様々なことを聞ける。そして、自分も語る。それだけでも十分癒される。」、これがピアカウンセリング(共に癒し合う)。そして、またそれぞれの家庭、職場、日常へと戻る。 「また、次の会にも行こう、行きたい、そこには何かがある。仲間と会える」それが私の、ぴあチアーズ。

最後になりましたが、これからも、この会のますますの繁栄と会員皆様のそれぞれの幸せと健康を願いつつ私からの発表は終わりと致します。 ご清聴、ありがとうございました。


6.後記      
最後に・・・     
今日、この場で皆様の前で若輩者の私がお話しをさせて頂くことになり当初は、私と夫の脳梗塞体験談から学んだことを、どうお話したらいいか纏まらぬまま日々が過ぎてゆきました。が、今日このような発表の場を設けて頂き、改めて記述化し、整理をすることができ、今日が私にとっても大切な節目となりました。
http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載された内容の紹介です

障がい者就労支援センターへの取り組みについて

障がい者就労支援センターへの取り組みについて
さまざまな問題があることがわかってきた

 25年10月に障がい者就労支援センターを開業しました。民営の就労支援をする障害者のための塾です。

 事業内容として地域の障がい者の就労と社会参画の充実を図る事業を行います。 OA機器の操作、ソフトの作業内容の専門的知識、実務知識の習得を目指します。

 広島県における障害者雇用については雇用失業情勢の悪化により障がい者を取り巻く雇用環境が厳しい状態が続いています。 就業中の障がい者の職業定着が課題となっています。

 障がい者の働く意欲や職業別自立への努力を理解し、一人でも多くの障がい者が適性に応じた職業に就き持てる能力を発揮できるように手助けします。 また民営の就労支援センターとして良質の人材を育成することを目指します。
http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載された内容の紹介です

障がい者手当をもらうのは大変なこと

障がい者手当をもらうのは大変なこと
いつ申請するの? 今でしょう!!

障がいになったことに対してもらえる手当が、広島市の場合、意外とある。
たとえば障がい基礎年金、特別障がい給付金、特別児童扶養手当、特別障がい者手当、障がい児福祉手当、重度心身障がい者介護手当、児童福祉手当、遺児福祉手当、被爆身体障がい者福祉手当がある。

障がい者に対して手当は厚く保障されている、が、問題はその申請の仕方である。現在では給付は申請があった日の属する月以降となる。つまり申請しないとくれないということだ。申請時にさかのぼってその障がいの状態になったときにくれるというものでない。

もらい忘れもあるということだ。この段差がよくわからない。似たようなケースがまだある。

手の指を怪我して指を無くし、治療して2年位たっている人に会って障がい者手帳を取るように教えたことがある。その人は3ヶ月して手帳を取得して、2級になったので、重度医療者証を取得して医療費が無料になって喜ばれた。この時も気づいて指摘しなかったらそのままだったと思う。医療の人たちは何も言ってくれない。

広島市民病院のなかに退院支援室というポジションがある。入院患者が退院するときに次の居場所を求めて探すところだ。その時に本人の経済状況や生活の状況を聞くこともあるという。また、もちろん本人が相談する場合もあるという。障がい者手帳を取得する段取りなどまず一般病院では手が回らない。ましてや障がい者手当の申請などどうしたらよいかわかるはずもない。
広島市の心身障がい者福祉のしおり(平成25年度版)が手元にある。障がいになった人が手にするマニュアルみたいなもので、掲載内容一覧に ①相談窓口 ②手帳の交付 ③保健医療 ④年金・手当など ⑤障がい福祉サービス ⑥障がい福祉サービス以外の在宅サービス ⑦学ぶ ⑧働く がある。 内容としては制度のあらましと施設一覧である。
確かに必要な 資 料 ではあるが、どうしたらよいか手続きをするポイントがかかれていない。もう少し、工夫をしたらいいのにと思われる。
http://uttaeteyaru.jugem.jpに掲載された内容の紹介です

2013年12月3日火曜日

赤い羽根募金お願いします

赤い羽根募金にどうかご参加を

私たちは障がいをお持ちの方や、高齢者の方、また小学生のフォローアップを手がけています。


現在、あなたの御心がけを私たちは待ってます。あなたが動けば世界が動くことを実感できます。

ささやかなご支援も集まれば大きな力となって事態は変わります。

この世界で小さな者が力強く生きる、自信を持って生きる。

誰でも平等な世界にしませんか?
baruko

2013年11月29日金曜日

高認について

高等学校卒業程度認定試験(高認)をご存知でしょうか。


高卒認定試験(旧大検)が開始されてまだ2回目です。
学校が合わない、人付き合いが苦手、高校へ行きたくない、家庭の事情、中卒で社会人になったが学歴を取りたい、自信を付けたい・・・理由も、年齢もさまざまです。ですが共通して、みんな次の何かを得るために受験します。
高認を通して、未来への可能性を広げ、新しい自分へ!今日から新しいスタートを切りましょう!
(トムキャット)

パンフレット作成中です!

このたび、みらいは赤い羽根共同募金と共同して活動にあたることになりました。
その関係で、「みらい」への協力を呼びかけるパンフレットを製作中です!
現在はこのようになっています(表紙の試作品)



「みらい」をイメージして、羽ばたく鳥をデザインしました。
完成して皆さんのお手元に届く時を楽しみにしています。
(トムキャット)

2013年11月26日火曜日

OAについて

みらいではOA操作の習得に力を入れています。OAとはOffice Automationの意味で、コンピューターによる事務作業のようなものです。
基本となるのは、ワード・エクセルです。
ワードは文書作成ソフトで、挨拶文やちょっとした案内文の作成。
エクセルは表計算ソフトで、データの管理や書類作成にも使います。

これらの技術はいろんな会社で広く使われています。
人に見せる文章を書くときは、ほとんどワードで文章を作ります。印刷したり保存に便利です。

OAを学ぶというのは、実践的な社会生活スキルを身に付けることを目標にしたみらいにピッタリの科目だと思います。
他に授業内容に入っている作文などにも、PC操作は役立ちます。
授業を通じていい「人材」として育つ人が増えることを期待しています。
(トムキャット)

2013年11月20日水曜日

いろいろストレス発散法

 いろいろなストレス発散法を考える

会社に通っている社会人の方はどのようなストレスを発散してますか?

例えば、ジムに通ったり、買い物をしたり、友達と会ったり、と結構外に出られる方が多いと思います。

わたしが体験した患者同士でのストレス発散について話し合う機会がありました。

そこでは、夜に自分の好きなココアを飲むと気分がいい。アロマの香りを嗅ぎながら夜に寝ると朝が清々しい。格言本、自己啓発本で勇気をもらう。という意見。

なかでは、プチサプライズで自分にご褒美をあげたり、普段はしない体験をする 、例えば、一人でレストランに行って食事をしたり、その日だけ高いコースでマッサージをしたり。そうする事によって、マンネリしている日常にハリが出るのでは?という意見がありました。

これを自分でやってみました。食事を少し凝ったタイラーメンや、韓国の家庭料理じゃがいもチヂミを挑戦したり、一人でゆっくりカラーセラピーに関連のある専門書を買って読んだり。自分の時間を取ると、かえってストレスがなくなります。

あと、これは自論ですが、夜眠るとき、今日あった出来事の中で自分が自信が持てたと思える事柄を思い浮かべることも、明日仕事で疲れてしまう。と思ってしまうマイナス思考から脱する良い時間だとおもいます。
自分でやってみると、他のスタッフの良い面も見れて、今日あったトラブルの中で冷静に見れる。と周りの人の理解もできるので、最近あまり深刻に考えないようになってきてるなと思っています。
成功哲学のマーフィーも前向きな言葉を使ったりすると人生が上向くと仰ってます。前向きさがストレスをためないポイントだと思います。

みなさんも独自のストレス発散法を見つけてみてください。

(baruko) 

2013年11月19日火曜日

障がい者が社会参加するタイミングは?

精神障がい者が社会参加できるタイミングを考えると

 

安定した生活

 

これは精神障がい者の一番のかなめとなることで、ここをきちんと気をつけていれば、いつでも仕事ができると思います。
 

薬とうまく付き合う

 

そして薬が体に馴染んで副作用もさほど現れなければ大丈夫。わたしは一日に5種類ほどの薬を飲みますが、副作用は基本的に現れません。人によっては手の震えや倦怠感などありますが、まだ、そういう時はまだ仕事は避けた方がいいかもしれません。先生とのやり取りで自分に合った薬を見つけてください。
 

 ご本人のやる気

 

やはりご本人さんが社会に出る興味や使命感に燃えているのであれば、応援してください。ただし、無茶をしないように注意が必要です。
 

周囲の理解 

 

周囲の方たちは、ご本人が我慢して無茶をしてないか様子をみることが必要だと思います。「ここまで」と明確に区切りをしないと、体が壊れるほど働きます。会社では、求められるスキルに達していないので仕事を任された場合、基本的には精神障がい者は頭を使う(妄想などで)ので疲れやすい体になっています。
 

ご本人のスキル

 

ご本人さんの好きなものをやらせてみてはどうでしょう?それか、時間はかかってもいい、という気持ちで資格を取ってもらうこともおすすめします。


(baruko)

 


2013年11月15日金曜日

みらいのセールスポイント 社会生活スキル

みらいという場所のセールスポイント、売りは何かと考えたときに、
一つ思い浮かぶのは「社会生活」に重点が置かれているということです。

自主的な勉強でも資格を取ったり、知識を身に付けたりということはできますが、
社会生活スキルは人の中でもまれないと身につかないものです。

みらいには国語や数学といった基礎的な科目のほかにビジネスマナーや作文といった伝達力を鍛える科目があります。
これらの科目が、得ることの難しい「社会生活」というスキルを身に付ける大きな助けになってくれるはずです。

自分も経験があるのですが、障がい者は人とのコミュニケーションを避けてしまいがちです。
やはり理解されないという恐怖があると思うので、仕方がない面もありますが…。
そうなると、社会生活の技術は伸びないままとなってしまいます。
しかし日々を楽しく充実したものにするためにも、社会生活のスキルは重要です。

もしあなたが障がい者で、社会生活に自信がない状態になっていたら…
みらいの総合クラスや社会人クラスで、一緒に学んでみませんか?
(トムキャット)

2013年11月14日木曜日

赤い羽根募金のプロジェクトに選ばれました

こんにちは。
今回からハンドルネームを付けて更新します。同僚のbarukoさんが、記事の最後などに署名しているのを見たことがあるかもしれません。
自分のハンドルネームは、「トムキャット」になります。よろしくお願いします。

話は変わりますが、みらいは「赤い羽根募金」のプロジェクトに選ばれました。
「社会課題解決プロジェクト」という枠組みで、赤い羽根募金と連携して、社会問題の解決に取り組んでいきます。
ほかの団体の方と連携することとなると、責任が発生するので、気が引き締まる思いです。
これからもよろしくお願いします。

再掲ですが仕事場の風景の写真です。気を引き締めて仕事しています。

(トムキャット)

2013年11月13日水曜日

今日は懇親会

今日は広島シューレさんとして参加する合同懇親会があります

みなさんは不思議だと感じておられることだと思いますが、

じつは広島シューレさんとは一緒なんです

今日、近所の居酒屋豆豆さんでみんなに会います

楽しみです!!

2013年11月12日火曜日

障がい者就労支援センター みらい の教室のご案内

わたしの通う「障がい者就労支援センター みらい」の教室をご案内させていただきます。

 平成25年度1月生徒 (3ヶ月コース)


総合クラス 3ヶ月コース (学生対象) 

個別学習クラス 3ヶ月コース (個別指導)

社会人クラス 3ヶ月コース 

3ヶ月で基本的なスキルを身に付けるコースです。
 生活や人付き合いなど多様なスキルを学びます。

 
授業時間 1コマ60分
授業回数 週1コマ・月4回
対象年齢 総合クラス(小・中・高校生)
個別学習クラス(年齢不問) 
社会人クラス(18歳以上)
期間 3ヵ月
定員 各3名

 <barukoからのコメント>
 引きこもりで悩んでる方。一緒に勉強しませんか?
 

 

 平成26年度4月生徒(6ヵ月・1年コース)

総合クラス 6ヶ月コース (学生対象) 

個別学習クラス 6ヶ月コース (個別指導)

社会人クラス 6ヶ月コース 

半年のスパンでじっくりスキルを身に付けるコースです。

 生活や人付き合いなど多様なスキルを学びます。


授業時間 1コマ60分
授業回数 週1コマ・月4回
対象年齢 総合クラス(小・中・高校生)
個別学習クラス(年齢不問) 
社会人クラス(18歳以上)
期間 6ヵ月
定員 各3名

<barukoからのコメント>
前回に引き続き、家に引きこもってしまう方。外の世界と触れ合う機会を持ちませんか? 

高卒認定クラス 

大学進学・就職の為に高卒認定資格を取得する為のコースです。

授業時間 1コマ60分
授業回数 週1コマ・月4回
対象年齢 年齢不問
期間 1年(かけ足コース)
2年(ゆっくりコース)
定員 3名

<barukoからのコメント>
なかなか高校で勉強できなかった方。病気のため、怪我のため中卒してしまった方へ

育成クラス 6ヵ月・1年コース

成人のために、就労を前提とした技能を身に付けるコースです。

 
授業回数 週3コマ
対象年齢 18歳以上
期間 6ヵ月・1年
定員 各3名

就労クラス 6ヵ月・1年コース

育成クラスの内容に加えて、実習を含めた実践的な学習を行うコースです。



授業回数 週3コマ+週2コマ(実習)
対象年齢 18歳以上
期間 6ヵ月・1年
定員 各3名

<barukoからのコメント>
障がいのため、なかなか就職が難しいと感じる方。今からでも遅くありません。資格を取って安定した生活を営みませんか?

[授業内容]


3ヶ月もしくは6ヶ月


 (1) 国語・数学・英語を履修します。
 (2) 自己表現・作文を履修します。
 (3) ビジネスマナーを履修します。
 (4) OA(パソコン操作)を履修します。

 (5) 行政書士・簿記・宅地建物取引主任者の各講座を履修します。


研修コースに移ります(適性テストがあります)


  卒業後就労のためのオリエンテーリングを行います。(3ヶ月単位)
  シミュレーションとして下記の科目を選択してもらい、実地研修も行います。

経理科・行政科・不動産科
福祉科・印刷科・ サービス科(飲食店)

<barukoからのコメント>
未知の世界を希望を持ってトライしましょう! 

2013年11月8日金曜日

今回はセンターの様子の写真をアップしました



センター正面入口
センターのパソコンたち
 私の席。ただいまブログの更新中
みんな勉強しながら実践していく


(baruko)


精神障がい者のトラウマを解消

精神障がい者ほど、あまり社会に理解されない障がいはないと思う。

社会に出たとき、やはり仕事の出来が不十分で叱られる。それが本人にとっては、大きな負担となり、結局、短期で辞めてしまう。
周りの人にとっては、それこそ大きな負担となり、なぜ辞めてしまったのか不思議に思うのかもしれない。

精神障がいであるわたしも何度も会社を変わっている。ほんの些細な人間関係のズレの状況でも、ストレスになってしまう。
もっとなるべく気軽にリラックス(仕事にリラックスするところはないが)するほうが、仕事をやりやすくスムーズな作業ができる。

障がい者就労支援センターでは、スピードを要する仕事をどのように工夫すれば良いか?それも実習などを通して教えていきます。 
誰だって仕事をスムーズに終わらせたいですよね?
仕事仲間に信頼される仕事術が習えるお得なクラスは「就労クラス 6ヵ月・1年コース」必ず役に立つはずです。
(baruko)

2013年11月7日木曜日

弁護士保険でまとまるものもまとまらず…

弁護士保険でまとまるものもまとまらず…

■交通事故のせいで人生が狂った老夫婦



こんな人生に誰がした!!

 市内で追突された交通事故の被害者となった夫婦が相手方の自賠の保険会社を相手に保険金の請求をしましたが、これが保険金支払いでは不評のA社でした。

 やはり治癒しないと保険金の仮払いもできないとの一点張りです。

 たかが追突事故なので重傷にならないからと油断していると体の障害部位が脊椎でした。日増しに悪くなり、追突事故から3ヶ月もすると、本人は杖をついて歩くのも自助できないありさまで、追突事故の恐ろしさを目の当たりにしました。

 本人は「私が何か悪いことをしたのでしょうか  事故でこんな身体になって私は死にたい、お父さんのもとに行きたい」と涙を流していました。

 許せないのは事故を起こした当人と保険会社及び担当者です。

 この病状の悪化を見に来るわけでなく、ただ治癒するまでは支払えないとの一点張り。いつ治癒できる状態と言えるのかかえって悪くなり入院しなければならない状態になっているのに残された家族は最愛の妻の介助に身も心も疲れ、経済的にも保証のない状態に陥っています。事故の為に夫婦とも職場を失って経済的に苦しんでいます。

なのに担当者は知っても知らぬふり。

 本人や本人の会社や保険会社あてに保険金の支払い命令を出しても本人は知らんぷり。

 会社や保険会社はこれはややこしくなると判断してか保険会社の弁護士にあわてて事故の委任をする有様です。

 あげくは「弁護士に任せましたので私どもは関係ありません」いけしゃあしゃあと会社や保険会社の担当者は口をぬぐうばかり。  あきれた最低の人間どもです。

 被害者は不慮の事故の為に毎日病院通いをし、なお病状は悪化する一方です。事故の責任を加害者本人も会社も保険会社とその担当者も取ろうとしない。あげくのはては弁護士にまかせましたのでなんてこんなことが通るなんて許せない。

 弁護士も弁護士です。

 おそらく今は入院をして容体は悪くなる一方で、本人は毎日涙していると思うとやりきれません。

 こんなことが今現実にこの広島の地で起こっています。

 あなたや家族にもしこのようなことが起きたら、どう対処しますか?
http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載した内容の紹介です

事業再生を拒むサービサー

事業再生を拒むサービサー

■自らの利益のためになんでもするハイエナ 

私の手がけている業務に事業再生がある。債務超過に陥り銀行返済 もままならぬ欠損会社を事業再生していくという仕事だ。バブル期にいくつもの不動産を購入して5億もの有利子負債である銀行借り入れを背負った会社。当時 は景気も良くて、銀行の方から自社ビルを検討してはどうですかと誘ってくる。そのはてが5億の借金。よく借金は多ければ多いほど銀行がつぶさないからいい のだというけど、5億ぐらい銀行にとってははした金!! あれから20年、今までは長期の景気不況に世の中があえいでいる状態。売上も以前より半分で2億円ぐらいになり、業種も教育サービス業であるため仕入はな くもろ人件費産業。赤字続きの業績低迷が10年前から続いている。

 そんななかでも、銀行は黙っていない。

 天気の日には傘を貸すけど雨が降り出したら傘を貸してくれない。 身体がびしょぬれになる。返済の為に財務健全化をしろと称して次々と自社物件を売却させる。貸しビル2棟、マンション2室、事業用土地1筆と次々と手放し ていく。担保物件を売却して結局一億の借金が残ってしまった。これからが大変!!

 事業再生として、別会社を設立して引越作業をせざるをえない。銀行も担保として売却させるものはなくなったから、あとはサービサーに債権を売却して償却してしまえばよいと判断。

  ここで新手のハイエナがやってくる。数多く居るハイエナのなかから入札で利権を取得したすぐれもの。サラ金系だったからなかなかくせ者。政府系サービサー のように簡単に和解に応じてくれそうなサービサーではない。銀行としては一円でも高く買い取ってくれればどこでもいい。

 銀行が借金返済のために応じてくれた本社ビル1億での売却に、 サービサーが仮差押えに入った。その前にサービサーとの面談のとき、会社の財務内容を説明して到底返済できる額ではないと説明。和解を提案。  相手はウン千万で買ったのだから何百万での和解には応じられない。会社や代表者の自己破産をすすめてくる。裁判手続きに入れば弁護士費用に2,3百万は 必要。  そんな金はない。代表者個人の自己破産しかないからやりなさいよと言ってくる・・・。

 そんな腹の探りあいをしていると、ある日突然裁判所から仮差押えの通知書が届いた。一度手放したものを売買無効だから差押えるというのだ。買った銀行をまき込んでの分け前ぶんどり合戦になってきた。仕様がないから訴訟に応じて目下弁護士に一任状態。   すでに所有権も移っている物件を差押えるか?節操のないサービサーだ。ちょっとでも分け前があればおすそ分けしてもらいたい。まだ肉が残っているからと動物の死がいに群がるハイエナだ。会社の事業再生に取り組んでいるさなか妨害する面倒くさいやつらだ。

  裁判の長期化、読めぬ結末・・・。これが事業の再生にむけての思わぬ試練となる。

 破産という裁判的解決が図れればいいのだが、何十年も地元で商売をしてきただけに破産というレッテルを貼られて顧客を失うことのほうが怖い。

  そんななかでの事業再生。行く手を拒むサービサー、簡単には協力してくれない。むしろハイエナ状態!!ぐちゃぐちゃにされる。解決策は事業再生により別会社での利益を図るしかない。

  だが、これが今の経済状況では、同業者の参入、少子高齢化・人口減少による客の減少、業界の再編など生き残りをかけた壮絶なバトルが繰り広げられている。 前門の虎、後門の狼といった危機的状況であるのは間違いない。事業再生は綱渡りである。一つ間違えると地獄(破産)へおちてしまう・・・・・・
http://uttaeteyaru.jugem.jp/に掲載した内容の紹介です

2013年11月5日火曜日

障がい者就労支援センターへの取り組み

25年10月に障がい者就労支援センターを開業しました。民営の就労支援をする障害者のための塾です。
 事業内容として地域の障がい者の就労と社会参画の充実を図る事業を行います。 OA機器の操作、ソフトの作業内容の専門的知識、実務知識の習得を目指します。
 

 広島県における障害者雇用については雇用失業情勢の悪化により障がい者を取り巻く雇用環境が厳しい状態が続いています。 就業中の障がい者の職業定着が課題となっています。
 

 障がい者の働く意欲や職業別自立への努力を理解し、一人でも多くの障がい者が適性に応じた職業に就き持てる能力を発揮できるように手助けします。 また民営の就労支援センターとして良質の人材を育成することを目指します。  

2013年11月1日金曜日

精神障がい者の就職活動

健常者の方も就職は冬の時代といわれていますが、私たちも軽度の障がい者も2か月分の障がい者年金をもらいながらも、生活のため働かなければならない環境に置かれています。そのため、就職活動を支援する障がい者の方が今増えています。

ひと目見た限りでは障がい者に見えず、就職してから、短い期間で退職してしまう。その理由は、人間関係に悩んで辞めてしまう。自分を厳しく指導する人の一言が気になって、不眠になるほど悩んでしまう。そして身体を壊して再入院してしまう。
人とのコミュニケーションが上手くいかなくて、何回も職を転々とする。

みらいでは、そんな精神障がい者に(また軽度の身体障がい者に)「就労クラス」を設けています。ここで就労について自信をつけていただき、仕事が楽しむことができるようになって頂けたらと思います。   

(baruko)


2013年10月30日水曜日

今こそ外へ出るチャンス!!

私の知り合いのAさんがひそかに秘密にして欲しいと願われ、打ち明けられたお話は…

その方の妹さんの息子さんが学校にも行かず、一人部屋に居て出てくれない。見かねたAさんは妹さんに病院へ連れて行っては?と言うと、「それはちょっとできない…」と返答されたそうです。

私はそのお話を聞いて思ったのが、まだ若いのに本人は自分が常識的に生活できない身体になっていることに気づいていない。お母さんは心配するけど世間の目が怖い。
日本で見られるよくある話だな。と思いました。

でも、注意して頂きたいのは、生活習慣病と同じで、早期発見が病気が軽く済むことを、先生から聞かされました。

病院に通うのはバツが悪いと心を痛めている親御様、少しでもいいですから一緒に外に出る機会を持たれてはいかがでしょうか?

当センターでは、様々なクラスをご用意させて頂いています。
特に私自身がお奨めするクラスは「高卒認定クラス」。だいたい精神病(主に統合失調症)が発病するじきは思春期ごろが多いと言われていたりします。


中学、高校の頃、発病して卒業できずに中退された方には、
「高卒認定クラス」は認定資格が取れるための授業を行います。これを取得していれば、大学進学や就職の時に多いに役立ちます。


私自身も高校生の時発病して病院に入院した頃には、すでに卒業が控えていました。なんとか最低単位をとって卒業できましたが…
時代は変わったな、というのが私の意見。私の時代にはそういうものはあまり明るみにでなかったのでうらやましいですね。

みなさんのご健康が健やかにありますように。    

(baruko)

2013年10月29日火曜日

精神障がい者でも一人暮らし可能?!

私は今一人暮らしをしている統合失調症の精神障がい者です。発病してから十年以上はかかっています。その間さまざまな仕事をしてきて世間の荒波にもまれながら、実家で生活していました。一人暮らしは無理だと決めつけていたときもありました。
確か、3年ほどだと思います。また幻聴が聞こえて妄想に取りつかれ、再発してしまいました。そのとき、今までかかりつけの病院から離れ、ある病院に入院しました。そこでは、病棟内でストレス発散法として、アロマの香りを嗅ぎながらストレッチ体操をしたり、カラオケ大会などを催したり、時には、ホットケーキの会までやっている、作業療法がありました。
それぞれ個性の違う先生が約7名だと思いますが待機されています。
また、一人身の人で「退院してこれからどうしよう?薬は自分で管理できるだろうか?ちゃんと食事は毎日続けて作れるだろうか?洗たく物、掃除は誰がやる?」というような疑問も施設サービス事業所の生活支援部で支援してくださり、お食事会で患者さんだけで作ったり、施設に滞在している他の患者さんと知り合う機会をちょっとしたイベント、DVD鑑賞会、カフェで茶話会、ハーブを育てる、など。
それから、訪問看護で主に一人暮らしの患者さんのお宅で薬はちゃんと飲んでるか?生活リズムは崩れていないか?など、話し相手が欲しいという時にいつも来てもらっています。

いろいろ、うだうだ書いてしまいましたが、何が言いたいか?というと、例え、精神病が発病していて、気づいているけど入院していることが皆に知られたら困るという人、そして、精神病を病んでいるから仕事もできないし、身の回りもできないから諦めているという人。

私は、そんなことは無いですよ、実際に働いている患者さんもいれば、一人暮らしをエンジョイしている患者さんもいらっしゃいます。

精神病の障がい者のみなさん、すでに私たちが働きやすい環境に、暮らしやすい環境になっているのに早く気づいてください。
みなさんが楽しく暮らせていることを心から願います。また、私自身も人間的に大きくなれるように期待します。 ここまで読んで頂き感謝します。

(baruko)

2013年10月25日金曜日

みらいで身につけられる3つのスキル

みらいは目的のページに次のようなスキルの養成を挙げています。
(1) 「学校」という社会的な集団の中でルールを守って友達と仲良く過ごすことができるためのスキルを身に付けます。
(集団参加スキル)
(2) 友達や先生とのやり取りができるスキルを身に付けます。
(コミュニケーションスキル)
(3) 時間やお金が使えるスキルを身に付けます。
(社会生活スキル)
これらは本当に大事だと、今痛感しています。自分は体調の問題で、あまり学校に行けていなかったので、集団参加・コミュニケーション・社会生活といったスキルにあまり自信がありません。
自信がないからこそ、これらの大事さがわかります。例えば報告・連絡・相談をとっても、これがないと仕事がうまく回っていかないのです。
みらいに入所することで、これらの大事なスキルが、きっと身につくはずです。自分もそのお手伝いができれば嬉しいです。

2013年10月24日木曜日

障がい者の就職状況

みらいでは障がい者の雇用の促進を目的の一つに挙げています(参照:当センターでの目的
障がい者の就職状況は、多少上向きになったとも言われていますが、厳しい状態です。自分は今の職場に来る前に障害者職業能力開発校にいました。そこで仲間と就職状況について話し合ったのですが、
  • まず、手を挙げる会社が少ない
  • そして、採用に至るケースも少ない
という状況でした。
会社側の少なさは自分たちではいかんともしがたい部分はあるのですが、採用に至る回数を増やす点では、教育の充実によって解決する可能性もあると思います(そして、採用の成功例が増えれば、求人も増えるかもしれません)。
みらいでは良質な人材の育成を通じて、障がい者の就職状況の改善に取り組んでいこうと思います。

2013年10月22日火曜日

平成26年度生徒を募集中です!

こんにちは。みらいではただいま平成26年度の生徒を募集中です。
詳しくは教室案内のページに書かれていますが、週1回の授業を月に4回行う予定です。その中で作文表現やビジネスマナーなどの能力を身につけます。高卒認定試験対策も行われます。
勉強するということにはいろいろな効果があります。自分は以前、職業訓練に通いました。仲間ができたり、自信がついたり、もちろん就労のための能力も高まりました。訓練に通ってよかったと思っています。
みなさんがみらいに入所されたら、自分も関わることがあるかもしれません。先輩として恥ずかしくないよう、今から頑張っています。みなさんに会える日を楽しみにしています!

2013年10月18日金曜日

仕事は楽しいです

わたしは1ヶ月ほどこちらでwebデザイナーとしてお世話になっています。 わたしは仕事というと、毎日が緊張の連続です。わたしの障がいは精神病ですが、一人暮らしもして、料理、家事もできます。障がい者それぞれ、現れ方は別ですが、わたしは仕事ができることに喜びを感じます。必要とされることがやはり仕事が楽しくなります。仕事は厳しくスピードを要するものですが、やはり生活保護などで暮らすより、生きがいをかんじます。 人間性を磨く良い機会だと思ってます。

(baruko)

2013年10月11日金曜日

みなさんこんにちは

こちらは、障がい者就労支援センター「みらい」のブログです。
よろしくお願いします。