2013年10月30日水曜日

今こそ外へ出るチャンス!!

私の知り合いのAさんがひそかに秘密にして欲しいと願われ、打ち明けられたお話は…

その方の妹さんの息子さんが学校にも行かず、一人部屋に居て出てくれない。見かねたAさんは妹さんに病院へ連れて行っては?と言うと、「それはちょっとできない…」と返答されたそうです。

私はそのお話を聞いて思ったのが、まだ若いのに本人は自分が常識的に生活できない身体になっていることに気づいていない。お母さんは心配するけど世間の目が怖い。
日本で見られるよくある話だな。と思いました。

でも、注意して頂きたいのは、生活習慣病と同じで、早期発見が病気が軽く済むことを、先生から聞かされました。

病院に通うのはバツが悪いと心を痛めている親御様、少しでもいいですから一緒に外に出る機会を持たれてはいかがでしょうか?

当センターでは、様々なクラスをご用意させて頂いています。
特に私自身がお奨めするクラスは「高卒認定クラス」。だいたい精神病(主に統合失調症)が発病するじきは思春期ごろが多いと言われていたりします。


中学、高校の頃、発病して卒業できずに中退された方には、
「高卒認定クラス」は認定資格が取れるための授業を行います。これを取得していれば、大学進学や就職の時に多いに役立ちます。


私自身も高校生の時発病して病院に入院した頃には、すでに卒業が控えていました。なんとか最低単位をとって卒業できましたが…
時代は変わったな、というのが私の意見。私の時代にはそういうものはあまり明るみにでなかったのでうらやましいですね。

みなさんのご健康が健やかにありますように。    

(baruko)

2013年10月29日火曜日

精神障がい者でも一人暮らし可能?!

私は今一人暮らしをしている統合失調症の精神障がい者です。発病してから十年以上はかかっています。その間さまざまな仕事をしてきて世間の荒波にもまれながら、実家で生活していました。一人暮らしは無理だと決めつけていたときもありました。
確か、3年ほどだと思います。また幻聴が聞こえて妄想に取りつかれ、再発してしまいました。そのとき、今までかかりつけの病院から離れ、ある病院に入院しました。そこでは、病棟内でストレス発散法として、アロマの香りを嗅ぎながらストレッチ体操をしたり、カラオケ大会などを催したり、時には、ホットケーキの会までやっている、作業療法がありました。
それぞれ個性の違う先生が約7名だと思いますが待機されています。
また、一人身の人で「退院してこれからどうしよう?薬は自分で管理できるだろうか?ちゃんと食事は毎日続けて作れるだろうか?洗たく物、掃除は誰がやる?」というような疑問も施設サービス事業所の生活支援部で支援してくださり、お食事会で患者さんだけで作ったり、施設に滞在している他の患者さんと知り合う機会をちょっとしたイベント、DVD鑑賞会、カフェで茶話会、ハーブを育てる、など。
それから、訪問看護で主に一人暮らしの患者さんのお宅で薬はちゃんと飲んでるか?生活リズムは崩れていないか?など、話し相手が欲しいという時にいつも来てもらっています。

いろいろ、うだうだ書いてしまいましたが、何が言いたいか?というと、例え、精神病が発病していて、気づいているけど入院していることが皆に知られたら困るという人、そして、精神病を病んでいるから仕事もできないし、身の回りもできないから諦めているという人。

私は、そんなことは無いですよ、実際に働いている患者さんもいれば、一人暮らしをエンジョイしている患者さんもいらっしゃいます。

精神病の障がい者のみなさん、すでに私たちが働きやすい環境に、暮らしやすい環境になっているのに早く気づいてください。
みなさんが楽しく暮らせていることを心から願います。また、私自身も人間的に大きくなれるように期待します。 ここまで読んで頂き感謝します。

(baruko)

2013年10月25日金曜日

みらいで身につけられる3つのスキル

みらいは目的のページに次のようなスキルの養成を挙げています。
(1) 「学校」という社会的な集団の中でルールを守って友達と仲良く過ごすことができるためのスキルを身に付けます。
(集団参加スキル)
(2) 友達や先生とのやり取りができるスキルを身に付けます。
(コミュニケーションスキル)
(3) 時間やお金が使えるスキルを身に付けます。
(社会生活スキル)
これらは本当に大事だと、今痛感しています。自分は体調の問題で、あまり学校に行けていなかったので、集団参加・コミュニケーション・社会生活といったスキルにあまり自信がありません。
自信がないからこそ、これらの大事さがわかります。例えば報告・連絡・相談をとっても、これがないと仕事がうまく回っていかないのです。
みらいに入所することで、これらの大事なスキルが、きっと身につくはずです。自分もそのお手伝いができれば嬉しいです。

2013年10月24日木曜日

障がい者の就職状況

みらいでは障がい者の雇用の促進を目的の一つに挙げています(参照:当センターでの目的
障がい者の就職状況は、多少上向きになったとも言われていますが、厳しい状態です。自分は今の職場に来る前に障害者職業能力開発校にいました。そこで仲間と就職状況について話し合ったのですが、
  • まず、手を挙げる会社が少ない
  • そして、採用に至るケースも少ない
という状況でした。
会社側の少なさは自分たちではいかんともしがたい部分はあるのですが、採用に至る回数を増やす点では、教育の充実によって解決する可能性もあると思います(そして、採用の成功例が増えれば、求人も増えるかもしれません)。
みらいでは良質な人材の育成を通じて、障がい者の就職状況の改善に取り組んでいこうと思います。

2013年10月22日火曜日

平成26年度生徒を募集中です!

こんにちは。みらいではただいま平成26年度の生徒を募集中です。
詳しくは教室案内のページに書かれていますが、週1回の授業を月に4回行う予定です。その中で作文表現やビジネスマナーなどの能力を身につけます。高卒認定試験対策も行われます。
勉強するということにはいろいろな効果があります。自分は以前、職業訓練に通いました。仲間ができたり、自信がついたり、もちろん就労のための能力も高まりました。訓練に通ってよかったと思っています。
みなさんがみらいに入所されたら、自分も関わることがあるかもしれません。先輩として恥ずかしくないよう、今から頑張っています。みなさんに会える日を楽しみにしています!

2013年10月18日金曜日

仕事は楽しいです

わたしは1ヶ月ほどこちらでwebデザイナーとしてお世話になっています。 わたしは仕事というと、毎日が緊張の連続です。わたしの障がいは精神病ですが、一人暮らしもして、料理、家事もできます。障がい者それぞれ、現れ方は別ですが、わたしは仕事ができることに喜びを感じます。必要とされることがやはり仕事が楽しくなります。仕事は厳しくスピードを要するものですが、やはり生活保護などで暮らすより、生きがいをかんじます。 人間性を磨く良い機会だと思ってます。

(baruko)

2013年10月11日金曜日

みなさんこんにちは

こちらは、障がい者就労支援センター「みらい」のブログです。
よろしくお願いします。